2011/04/11(月)
県議選の結果
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朝、地方紙から県議選への感想を求める電話あり。 1.まず、名古屋市内の結果は、減税日本が民主党を喰っただけの結果だ。浮動票頼りの民主党の票が、やはり浮動票頼りの減税日本に移っただけのこと。変化でも何でもない。 2.でも、その動きは、名古屋以外では鈍かった。豊田市では、3万票は取らねばならない樹神氏が、29,000票に止まったことに、その傾向が顕れてはいるが、それ以上ではなかった。特に、豊田市では浮動票頼りの民主党は存在しておらず、トヨタ労連が民主党を名乗っているだけだという認識が必要だと、電話口で声を大きくした。 3.しかし、奇妙なのは、大村派の岡田候補が得た票が、僕が2回落選した時の票数とほとんど同数であったことだ。僕は、大村・河村は小泉亜流だと思っているから、両村に与することはなかったが、同時に、小泉の最大の功績は自民党をぶっ潰したことにあると思っているので、自民党よりも岡田に投票すべきだとの言動をした。僕の過去の得票と今回の岡田票を比較すると、僕の票の左派の部分は棄権にまわり、その分を岡田候補が樹神氏へ行くべき票を得たということか?あるいは、既成の自民2人、公明そして民社(トヨタ)2人に飽き足らない有権者が、この町には常に2万弱いるということか?いずれにせよ、若い落下傘候補と自分の票が同数ということは、喜ぶべきか悲しむべきか、複雑な思いだった。 4.開票速報を見続けていたら、少し前の自民党与党時代に戻ったような気分になった。「自民党的なるもの」を潰すことだけを政治活動の目標にしてきた自分としては、何のための政治活動だったかと、暗澹たる思いになった。 5.でも、東日本大震災が僕に与えてくれた課題として、原発に頼らない、持続可能な社会の構築を目指して、サイドブレーキをゆっくりはずさねばとの意を強くしている。
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