21世紀の門出となる新年を、お健やかにお
迎えのことと存じます。
さて、元旦の中日新聞は、「21世紀あなた
の選択」という、注目すべき1万人アンケー
ト結果を報じました。
それによれば、社会のあり方の二者択一と
して、「経済の国際的競争力をつけることよ
りも、生活レベルで格差の少ない共存共栄を
重視すべきだ」が65.2%に上り、「経済の国際
競争力をつけるため、自由競争が望ましく、
生活レベルで格差が拡大してもやむを得ない」
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との回答のほぼ倍になったとし、下の円グラ
フを掲げています。また、日本が目指すべき
国の姿としては、「環境立国」が34.1%でトッ
プで、「経済立国」の11.8%を断然引き離し
ていることも注目に値します。
これらの数字は、国民の方が政治家よりも
遥かに先を見ていることを示しています。
「競争よりも共存」「経済よりも環境」と
いうことを肝に銘じつつ、県政のあり様を探
究し続けて、捲土重来を期したいと思います。
今年も、ご支援・ご理解のほど、よろしく
お願い申し上げます。
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