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おさむ会ニュース 第10号 2002.7.20発行

小林おさむは、どんな県会議員をめざすのか?
・・・・・捲土重来を期すために 2

前愛知県会議員 小林 おさむ
 前回は、徹底した情報公開と県民参
加を目指して、県政とのパイプ役に徹
するという覚悟を述べましたが、その
政治姿勢を堅持しつつ、まず県政の監
視者でありたいと思います。
 議員仲間からリーダーを選ぶ国政と
は違って、県政は大統領制をとってい
ますから、知事と議員は同じく県民よ
って選ばれており、その意味では対等
です。したがって、県議会は、知事の
政策決定にお墨付けを与える役割と同
等に、知事が行う行政を監視するとい、
う役割を本来担っているはずです。
 しかし、現実の県議会は、共産党を
除いてオール与党化しているために、
県政を監視するというよりも、知事に
「ヨイショ」して、予算を付けてもら
おうとする議員活動が横行しています。
 今回私は、無所属で戦いますが、こ
れは、議席を得たばあいには、会派の
意向にとらわれずに、有権者のみなさ
んの意向だけを尊重した自由な議員活
動ができることを意味します。この立
場を活かして、県政の監視者に徹した
いと思います。
 一口に県政を監視するといっても、
その意味は二重になります。
 ひとつは、文字通り不正を監視する
ことです。汚職の防止や、県民への不
公平な取り扱いに、監視の目を光らせ
ることで、当然しなければならない議
員の役割です。






















 二つ目は、納税者の立場に立って、
税金の無駄遣いを止めさせることです。
膨大な借金を抱えて、そのツケを後代
に先送りしている愛知県政においては、
この後者の意味が大変重要です。
 しかし、何が無駄で、何が無駄でな
いのかの判断が問題です。その判断に
も二つのばあいが考えられます。
 まず、その事業そのものの是非が問
われるばあいです。最近では、万博、
国際空港、蒲郡海洋開発などが挙げら
れ、着手をめぐって賛否両論がありま
した。長良川河口堰や徳山ダムもこれ
に入ります。
 次に、事業目的は是認できたけれど
も、手法や時期が悪くて、結果として
維持管理が膨大な赤字になってしまっ
たものがあります。汚職問題もからん
だ芸文センターや、あいち健康の森、
桃花台線の鉄道などが挙げられます。
また、土地開発公社が抱えている莫大
な遊休土地の問題も、これに加わりま
す。
 いずれも一朝一夕に解決できる名案
があるわけではありませんが、県民に
対して、造る側・事業を推進する側の
情報だけが片寄って流されるきらいが
あるのが問題です。行政にとって不都
合な情報を正確に提供し、事業の廃止・
縮小・民営化を含む解決策を模索して
いくことが、私が人一倍頑張ることが
できる活動分野だと考えています。

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