去る8月27日、矢作川沿岸水質保全対策 協議合(矢水協)の事務局長であった内藤連 三さんが亡くなられました(享年69歳) |
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かたずやっておられた、悪質山砂利業者のパ トロールのごく一部を分担することになりま した。 矢作川流域の開発工事には、矢水協の同意 書を許可条件とするいわゆる「矢作川方式」 が制度化されて、内藤さんは開発業者から、 「鬼の内藤」と恐れられる存在になりました。 |
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市立みずほ幼稚園の民営化に寄せて 市職労の奮起を切望します |
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このほど豊田市は突然、市立みずほ保育園の 来年度からの民営化の方針を明かにしました。 園児の保護者はもちろん、そこで働く保母との 事前協議もない、唐突な決定でした。 私は、幼児教育は必ず公務員労働に拠らなけ ればならないという論者ではありません。自分 のこどもを保育園に通わせていた頃、市会議員 として、「保育園の役割はこどもを安全に遊ば せることに尽きるから、運営をを地域のボラン ティアに任せたらどうか」と提案して、市職労 から批判を受けたことがあります。 しかし、今回の方針決定には、「異議あり」 と言わねばなりません。それは、民営化を目指 す理念が全く感じられないことです。 市子ども課が議会に示した資料を読んでも、 市営よりも民営が良いという理由は、人件費が 安くなるということだけです。問題は、幼児へ の保育サービスのあり方にあるはずです。 市当局のあるべき姿勢は、実現したい保育サ ービスのあり方を、現場の保母や市職労に提示 |
して、それを担う用意があるかどうかをまず問 うべきだったと思うのです。そうした過程を省 略した今回の提案ですから、市の意図は、保育 サービスの向上よりも、「安上がり行政」にあ ると判断せざるを得ず、みずほ保育園の保護者 への説明会で、不安や反対の意見が多く出たこ とも納得でさます。 公務員労働の現業部門の民営化は時代の流れ になっており、その一定の必然性もあると思い ますが、相次ぐ学校給食センターの協会委託な どの市当局の方針決定の手法を見ると、政策決 定過程が全く明らかにされず、ただ公務員労働 を切り捨てることが、人事行政の目的になって いるように思われます。 こうしたやりとりの中に、市職労の姿が見え てこないのは、単に現業公務員の権利の保全の 観点だけではなく、市民に対する行政サービス のあり方に関して、市職労内部において、ほと んど議論がされなくなったことの反映のように 思われてなりません。 (小林) |