会報第10号 15年9月24日 発行
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 「巨大サッカー場問題を考える会」から現在の「サッカー場問題を忘れない!とよた市民の会」へと名称変更したのが、ちょうど3年前の2000年9月でした。1995年のサッカー場建設問題を契機としてはじまった市民運動ですが、いま、豊田市政をめぐる諸問題は、近隣市町村との合併問題、廃棄物処理等の環境問題、公共交通の充実、幼児教育のあり方など,多岐にわたってきています。スタジアム建設反対運動にとどまらず、政策提案を含め市政全般について取り組む活動へと転換したのが3年前ですが、名称に関しては、「サッカー場問題」が市民にある程度認知されていること、及びそれを掲げることにより会の活動の方向性が示されるとの理由で、「サッカー場同席を忘れない(とよた市民の会」として活動を続けてきました。
 しかし、この間にスタジアムが正式にオープンを迎え、当初の運動の目的であった連設阻止が達成できなかったことで、サッカー場問題そのものとしては、一応の区切りをつけるべきではないか、という意見や、また、環境問題をはじめとする対外的活動を行う上で、会の名林と活動内容が容易に結びつかない、という指摘がなされました。さらに、「サッカー場問題」を掲げることで、会の活動が限定されている印象を与え、一般市民の幅広い参加を逆に妨げているのではないか、市民を巻き込んだ活動をしていくために名称も一新させてはどうか?との意見が,毎週行なわれる事務局会議で出されました。そこで、さる8月3日に市民の会の集会をもち、今後の活動方針とともに名杯についても、会員の方と議論をいたしました。
 議論していただくにあたって、事務局から以下の通り名称案を提示しました。
  1. 市政改革とよた市民の会
  2. ともに行動しよう(とよた市民の会
  3. みどりの市民ネット・豊田
  4. 豊田市政改革市民の会
  5. よりよい豊田市をつくる会
  6. とよた市民の会
これをもとに会員の皆さんからさまざまなご意見を項戴しましたが,最終決定は事務局会議に委ねる形で了承をいただきましたので、協議しました結果、新名称を「市政改革とよた市民の会」に決定いたしましたことをここでご報告いたします。
 サッカー場問題で闘った精神を忘れることなく、また、スタジアムの経営状況の問題に関しては今後も継続して監視していく予定です。新生・とよた市民の会の活動を、これからもより多くの市民の皆さんとともに進めていきたいと思いますので、ご協力お願いいたします。

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