会報第22号 19年9月19日 発行
1ページ2ページ3ページ4ページ
2007年市議選をふりかえって
  今年は統一地方選挙、参議院選挙と選挙が続きました。豊田市でも市議選が行われ、私たちとよた市民の会の代表をつとめる岡田耕一市議も3回目の当選を果たしました。私は2000年の補欠選挙以来、市民運動の仲間として岡田代表の選挙に協力しています。地元自治区の推薦をもらってはいますが、政党や労働組合などの大きな組織の支援は無く、市内全域をまわり、市民一人一人に政策を訴えていく街宣活動を中心に行うので、毎回候補者、選挙スタッフとも必死です。特に今回の市議選は、選挙直前に引退を表明していた保守系の市議が再度出馬を決めたことで、少数激戦の大変厳しい選挙戦が予想されていました。
結果は事前の予想を裏切り?、4000票を超える得票をえて中位で当選を決めました。これは、日常的な個人会報の各個配布による市民への積極的な情報提供や市政全般にわたる市民運動など議会内にとどまらない活動が評価され、岡田市議が「市民派」議員として広く認知され始めたあらわれではないでしょうか。企業城下町である豊田市ではまだまだ地域、職域での組織の動員型選挙が中心で、現状では「市民派」とよばれる候補者が当選することは非常に困難ですが、岡田市議には引き続き真の市民の代表として、是々非々の立場を貫く無所属市民派の議員として活動してもらいたいと思います。これまでと同様、市政の監視役は言うまでもなく、小児医療やごみ問題でみせた積極的な政策提言を岡田議員に期待するとともに、私たちも岡田市議を市民運動を通して応援していき、多くの豊田市民のみなさんと一緒に「市民のための市政」を実現していきたいと考えています。
(とよた市民の会・下島陽一)
 戦いは終わったけれど
 4月の市議会議員選挙からはや5ヶ月経ちました。市民の皆さんの目には、「市政」とか「市議会議員選挙」がどんなふうに映っていたのだろうか、と思うことがあります。選挙運動期間はたったの1週間。この間、街には選挙カーが繰り出して候補者の名前を連呼していました(それでも今年は以前に比べて、選挙カーをあまり見

1ページ2ページ3ページ4ページ

Copyright (C) Toyota Citizens Associations 2007. All Rights Reserved.