会報第22号 19年9月19日 発行
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かけなかったという印象が、私にはあります)。「ただ単に名前の連呼だけして、うるさいじゃないか!」と感じる方も多いと思いますが、あれは、(例えば)おかだ耕一を知っている人に向けて、「おかだ耕一、今度の選挙に出ますのでよろしく」という意味でやっているんだと思います。選挙ポスターの掲示もそうです。
 おかだ耕一を知らない人は、いくら掲示板でポスターを見かけたとしても、なんとも思いません。街で選挙カーの連呼を聞いても、うるさいと思うだけです(街頭演説をしているのを見かけた場合は、印象に残るかもしれませんが)。
 おかだ耕一を知っていただくのに、たった1週間の選挙運動期間では、ほとんど無理です。今回みなさんのおかげでおかだ耕一議員を当選させていただきましたが、これからの4年間という時間をかけて、市民のみなさんにおかだ耕一の活動を見ていただくようにしなければいけません。ということは、おかだ耕一議員は、ちゃんと働かないといけないということです。
 当たり前の結論になってしまいましたが、私は、あの「狂騒」ともいうべき市議会議員選挙後、市民のみなさんの市政や市議に対する関心はどうなったのかなあ、と思っています。投票した市議会議員に対し、「これからの4年間何をしていくつもりだろうか」、と少し思いを馳せていただきたいと思います。選挙の時だけ大騒ぎして動き回ることだけが、政治だとは思いません(もちろん、選挙は大事な制度ですが)。これからの4年間、静かではありますが、議員のみなさんには精一杯活動してもらい、私たち市民も、それについて力をあわせていくのが、本来の政治参加ではないでしょうか。
 最近、少しさびしい思いをしました。マンションでおかだ耕一会報を配布していたら、掃除のおじさんにとがめられました。「勝手に投函して行っては困る、管理組合の許可を得てもらいたい」。読まない人がそこら辺に捨てていってしまうから…ダイレクトメールで送ったら…って、それはおじさんの言うことはもっともだけど、少しでも多くの市民のみなさんに活動報告をするというのは、市議としての当然の義務と思うのです。そうすることで、議員自身が「ちゃんと働かねば」と思うようになるのです。「政治に関して情報公開をすべき」というのが世の流れなのに、会報を配ると文句を言われる。頭が痛くなってしまう。
 市政とか市議は、いつも市民のみなさんとつながっているものだ、というのが私のイメージです。市議と市民、どっちが偉い、というものではない。両方いて、市政が創り上げられる、そんなイメージです。これからの4年間、少しでもそのイメージに近づけられるよう、私なりに考えていきたいなあ、と思っています。
(とよた市民の会 小笠原輝美)

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