2004/03/15(月)
憂鬱と一つの朗報
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午前中、町内の役員選考を担っている町総代から、新年度の人事についての相談。連日連夜懸命な努力をしているが、断られ放しでメドがつかないとのこと。その困窮ぶりが目に余ったので、「どんな役でも引き受けるから、僕をスペアーに使ってくれ」と言ってしまった。その後、憂鬱な気分。理由は二つ。一つはもちろん、役を引き受ける羽目になること。二つ目は、こんな状態では地域社会が崩壊するような気がすること。断られる理由は、概ね「まだ、働いているから」と「体調が悪いから」の二つだそうだ。定年後も70歳近くまで収入を得るための仕事をして、そのまま病を抱えての老後。こんなパターンが一般化しつつある。これでは、人生において、地域社会のために活動する時間は全くない。グローバル化に起因する競争社会が、地域社会まで崩壊させている現実を実感した。やはり、ブッシュと小泉は許せない。 夕刊を見て、スペインでの労働党の政権奪取を知った。最近政治的にいい話は久しくなかったが、これで少しでもブッシュへの打撃になればと、少し気が休まった。
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