2006/01/24(火)
ホリエモン
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朝刊を見たら、各紙が、ライブドアのホリエモンの「モラル」や「倫理」の欠如を非難している見出しで、思わず吹き出してしまった。報道しているマスコミに「モラル」はあったのか、小泉首相を頂点とする社会的勝者に「倫理」はあったのか。多国籍企業の中で第一の勝者と見られている「わがトヨタ」も、国際労連が提案した労働協約の締結を拒否して、フィリピンで第二組合をつくらせて、正当な労働者の権利を主張してきた第一組合を潰そうとしている。これは、「モラル」違反ではないのか。僕は、以前から「ホリエモン」的発想は好きではなかったが、「ホリエモン」を生んだのは自分たちだと、経済・政治を含めた社会的強者が自覚し、深刻な反省をしなければ、わが国のモラルは再生できないと思う。 午前中、区画整理問題を発端として、わが寺部町の将来について、市当局の考えを聴きたくて、市長宛の個人名の質問書を秘書課に提出してきた。「政治は結果だ」とよくいわれるが、行政は過程も大切だ。僕が住んでいるところの問題だから、ここしばらくは「行政の説明責任」を追及しようと思っている。
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