2006/02/23(木)
自己肯定か、自己否定か
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今日まで、冬季オリンピックでの日本選手のメダルがゼロ。わが代表選手は一生懸命やっているのだから、オリンピック精神からして、この結果には、特に論評する気持ちはない。気になるのは、いわゆる「期待に応えられなかった」選手のコメント。やたらと、「楽しく競技ができた」とか、「自分なりに満足しています」とかの、自己肯定的な発言が目立つ。「期待に添えなくて申し訳ありません」とか、「結果的には、努力が足りませんでした」という、自己否定の反省の言葉がもっとあっていいと思う。 思えば、僕らの青春は、東大全共闘ではないけれど、「自分はダメだ、ダメだ」という、自己否定の連続だったような気がする。そこから、少しでも自己肯定できる自分になりたいと、必死で生きてきたような気がするのだが・・・。
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