会報第18号 18年1月11日 発行
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第U期 第4回市民講座のお知らせ
悔いのない最期を迎えるために・・・緩和ケアの現状と問題点
と き 2006年2月4日(土)午後2時(受付1時30分より)
ところ 豊田市市民活動センター(豊田松坂屋9階)
講 師 川 原 啓 美 先生(愛知国際病院 理事長)
資料代 300円
 「医療のあり方を考える」を統一テーマにした第U期市民講座の締めくくりとして、緩和ケアあるいは終末ケアの問題を取り上げることにしました。
講師のプロフィール
・1952年名大医学部卒。米国留学を経て、一般外科、胸部外科に携わる。
・1976年のネパールでの短期医療協力の経験から、1980年アジア保健研修財団を設立し、以来アジアの地域保健・開発ワーカー育成に努める。また、1981年には愛知国際病院を開設し、現在理事長
 終末医療とか緩和ケアとかいわれるのは、ガンなどの末期患者が残された日々を「生活の質」を重視して過ごせるように、患者の心身の苦痛や不安を和らげるための治療を重視して、医療従事者、ケースワーカー、宗教家、家族等が協力して行う総合的なケアのことです。
 このようなケアを専門的に行う施設を「ホスピス」と呼び、欧米では数多く見られますが、わが国においては、現行の健康保険制度の下では採算が合わないことなどから、一部の病院に設置されているに過ぎません。
 愛知国際病院は、1999年に県下で最も早くホスピス病棟を設置しました。その病院の院長を永く勤められた川原先生は、緩和ケアの第一人者です。
 人は誰もが、人間としての尊厳を失うことなく、最期を迎えることを願っています。川原先生の貴重なお話を参考に、みなさんと一緒に話し合い、ともに考えたいと思います。
 多くの皆様のご来場をお待ちしております。

無料法律相談のご案内
1月14日(土)、2月11日(土)、3月11日(土)
いずれも13時30分から15時まで
開催場所:豊田産業文化センター 4階 応接室
お問い合わせ:岡田 耕一 090-1752-7529 小林 収 80-5323

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