とよた市民の会会報 第26号 2010.6.17 代表 岡田 耕一
事務局・連絡先 豊田市寺部町3-78 小林収 方
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 日本の安全保障を考える講演会:第2弾

「安全保障ジレンマからの脱却をめざす」

  ・・・ 軍事力による抑止ではなく、共通の安全保障へ

講 師  湯 浅  一 郎 さん
(NPO法人ピースデポ代表)
と き  7月11日(日)
13時〜16時30分
ところ  とよた市民活動センター研修室
(松坂屋豊田店A館9階)
資料代  500円

 鳩山民主党政権が、沖縄・普天間飛行場の国・県外移転という困難な課題を自らに課したことをキッカケに、当会では「日本の安全保障を考える講演会」を企画し、その第1弾として、去る4月4日に「丸腰国家」コスタリカをテーマに、足立力也さんから、非武装でも国家の安全保障は可能であることを学びました(本紙2〜3ページは、その報告です)。
 今回は、その第2弾として、まさにわが国の安全保障のあり方を真っ正面から考える講演会にしたいと思います。
 講師の湯浅一郎さんは、NPO法人ピースデポの代表です。ピースデポとは、平和問題に関する系統的な情報・調査研究活動を通じて、草の根市民活動に貢献していこうという目的で、20年前に設立された市民団体で、平和問題に関する市民のシンクタンクの役割を果たしています。
 同時にピースデポは、長年に渡って「北東アジア非核兵器地帯構想」を提唱し、自国だけではなく、包括的な安全保障をめざすべきだと訴えてきました。核抑止や軍事力による抑止論は、相手国が攻撃してくることを前提にした議論です。相手国とともに地域の平和を創ろうとする発想をもったら、どうでしょうか?
そんな国民的議論を起こし得なかったことが、鳩山政権の限界でした。普天間問題は、総理の交代によっても解決していませんし、わが国の米軍の基地問題は、安全保障論の転換なしには解決はありません。そんな議論をするために、みなさんのお誘いあわせのうえでのご来場をお待ちしています。

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