豊田市職・・サッカー場建設を進めている 職員も組合員だから、彼らの 職務を否定するような政策の 候補者は支持できない。 愛教組・・・わが組合は県教委との信頼関 係を基礎としているから、4 期目の鈴木県政を失政と批判 するのは許すことができない。 名鉄労組・・交通労組として、雇用の確保 のためには、イベントが重要。 サッカー場や万博に本気で反 対されては支持できない。 等々。 これらの旧総評系労組の態度変更の陰に、トヨタ労連からの圧力があったという話を聞きましたが、残念ながら確証は掴めていません。 前回の選挙で、私としては最高の得票になったのは、選対メンバーの懸命な努力もさることながら、サッカー場問題の市民運動の余韻が残っていたことと、労組幹部の態度変更が個々の組合員まで授透しなかったためでなないかと思います。 そして、浪人中の4年間、この地方の民主党は実質「トヨタ党」となり、県政与党化を推進し、私と労組勢力とは絶縁状態となりました。 |
今回の選挙は、冒頭のお礼でも述べましたように、本当に気持ちの良い戦いができましたが、逆に言えば、選対を大きく広げることには失敗したと言えます。あえて思い上がった言い方をすれば、地元の方々も含めて「純粋小林派」の戦いであり、その意味では、精一杯の選挙戦であったと思います。 しかし、私がサッカー場と万博について批判し続けた視点は、いまなお意義をもっています。 民営化方式を採用したサッカー場経営は、予想通り、毎年5億円の税金の投入を余儀なくされていますし、にわかにマスコミが賑やかに書き立てるようになった万博も、「ポスト万博」の県財政を考えると、恐ろしくなる数字が並んでいます。好むと好まざるとに拘らず、県政が大転換に迫られる時期は目前です。 候補者として選挙を戦うという政治活動には、一応の終止符を打ちたいと思いますが、地方政治のあり方に警鐘を鳴らし、苦言を呈し続けることは、これまで何の見返りも求めることなく、私を応援して下さった方々に対する私の責務であると感じています。 岡田耕一市議らに代表される若い世代が、私たちの世代の志を引き縫いでくれることを信じて、これからも政治へのアンテナは高く掲げて活動していきたいと思います。 |
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