去る4月8日(日)「森を愛する会」の仲間と、
三重県久居市の久居榊原風力発電所を見学し
ました。
青山高原の笠取山(標高842m)の頂上付
近に、直径50mの三枚羽根の風車4基があり、
当日は3基が2〜4秒で1回転というゆっく
りしたスピードで回っていました。
最大出力は毎時1基750kwで3千kw、年
間発電量は788万4000kwと予想されていま
すから、一般家庭の約2400世帯分の電気量
に相当するそうです。総事業費は約9億円で、 |
年間約1億円の中電への売電を見込んでいて、
9年で元が取れる計算です。なお、CO2の削
減効果は、久居市年間総電力消費量からの削
減率約4.7%とされています。
建設を決意した藤岡和美市長(当時)は、「風
力発電によってこどもたちに夢を与えたい」
と語っているとのことで、「サッカー場と風
力発電では、どちらが夢を与えられるか」と、
メンバーの中でひとしきり議論になりました。
(小林おさむ) |