会報第8号 14年12月10日 発行
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住民基本台帳ネットワークについての
公開質問状と市の回答 2
サッカー場問題を忘れない!とよた市民の会
7、個人情報管理権について
・ 本市では、アクセスログのチェックを毎日行うのか
・ もし不審なログが発見された場合、その当事者に連絡はされるのか
  • アクセスログのチェックは、毎日行っています。
  • 万一不正操作等が発見された場合の取扱いについては、事実関係の調査を行い、違法性が判明した場合は、速やかに当事者に連絡するなどの措置が必要であると考えています。
8、住基ネット関連の設備投資について
・ 現在までいくらかかったか
・ ネットワーク、データベース構築を含むハードウェアの費用はいくらか
・ ソフトウェアの費用はいくらか
・ うち県費補助はいくらか
・ うち国庫補助はいくらか
  • 住基ネット導入にあたり、現在までの本市の設備投資額は、約365万円となっています。なお、ネットワーク機器は、リース契約で14年度末までは、約271万円となっています。
  • 基本的なソフトウェアは、指定情報処理機関より配布のため、本市の支出はありません。上記以外に市町村にて調達するソフトウェアもありますが、ネットワーク機器とのセット価格となっているため、リース料に含まれています。
  • この事業の経費については、国の交付金でまかなわれるものであり、地方交付税に算定されるものであります。ただし本市は不交付団体であり、交付金はありません。
9、住基ネット関連の維持管理費について
・ 修理やメンテナンスも含め、年間維持費は、どれだけかかるか
・ コンピュータやデータベースのメンテナンス代(メンテナンス契約代も含めて)はいくらか
・ ソフトウェアの更新やメンテナンス代(メンテナンス契約代も含めて)はいくらか
・ ネットワークの使用料、電気代はいくらか
・ 故障に対する費用(故障率と修理費用の想定)はいくらか
  • 現在設置している機器についての年間維持経費は、約540万円となっています。その内、今年度の機器メンテナンス費用は約110万円で、ネットワークの使用料としては、専用回線使用料が年間約250万円程度です。
  • 電気料については、個別の積算は行っていません。
  • 機器の故障に対する費用としては、機器メンテナンス費用で対応しています。
10、運用方法について
・ 広報とよたに掲載された「全国サーバ」と「県サーバ」は別のものか
・ 「全国サーバ」と「県サーバ」それぞれどこにあるのか
・ 住基ネット端末を扱う職員のIDカードはその職員しか使えないように管理しているか
・ 職員パスワード以外に住基ネットアクセスパスワードを設定しているのか
・ もしあるのなら、パスワードを頻繁に変えるようにしているか
・ 住基ネット端末を扱う職員以外に(上司を含めて)パスワードを教えないようにしているか
・ パスワードは誰が決めるのか
・ 端末やサーバからデータを取らせないための対策はしてあるのか
・ 情報システム課から更新データが届く端末ではMO、CD−R、CD−RW等の媒体のコピーができないようになっているか
・ 住基ネット端末やサーバ、ネットワークの中継地点「ハブ、ルーター」からは、パソコンを接続すれば簡単に情報が取れるが、端末やサーバの設置してある場所やLANなどネットワークの中継地点に他のパソコンを持ち込ませないようにしているか
・ ウィルス対策、ファイアウォール対策は万全か
・ 他では、ディスプレイからは半径200Mほどは、電磁波が飛んでいることが測定されているが、ケーブル、ディスプレイ、キーボード、プリンタ等から出る微量の電磁波からのパスワードも含めた情報の漏洩対策をされているか
・ 本人確認情報を本人が確認する場合、本人に住基ネットで決められている以外の不必要なデータ(思想信条など)を削除して選んで印刷されることを避けるため、住基ネット端末のデータは印刷だけでなく本人には端末画面をそのまま見せることは可能か
  • 「全国サーバ」と「都道府県サーバ」は別々に設置管理されていると聞いていますが、設置場所については、セキュリティ上の問題があるため、公表されていません。
  • 住基ネットの操作者用カードは、本人以外が使用しないように厳重な管理を行っています。住基ネットのパスワードの設定は、操作者本人が行っていますので、本人以外がパスワードを知りえることはありません。パスワードの変更は、必要に応じ行うこととしています。
  • 住基ネットの機器については、情報漏えいが発生しないよう「住民基本台帳ネットワークシステム管理運営要綱」に基づき適切な管理を行っています。住民基本台帳法には秘密保持義務の規定があり、この秘密保持義務は、本人確認情報のみならず、セキュリティに関する技術情報やパスワード、具体的な運用方法なども含んでいますので、住基ネット機器に関する詳細の情報については、お答えすることはできません。
  • ウィルス対策等については、国の用意したウィルス対策ソフトやファイアウォールの設置によって、万全と考えています。
  • ケーブル、ディスプレイ、キーボード、プリンタ等から出る微量の電磁波から情報が漏れるといったことはないと聞いております。
  • 本市の住基ネットのサーバには住基法に規定している本人確認情報以外のデータは有りません。

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